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6月も末日が近づき、一部の金融機関では7月のフラット35/20の金利を発表しております。今月(6月)と比較して7月の金利はこのようになるようです。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.29% (−0.02%低下)
・フラット35金利 : 1.37% → 1.34% (−0.03%低下)
来月はわずかながら低下ということですね。
ちなみにこのフラット35/20の金利のベースとなる住宅金融支援機構債の金利は、今月はこのように決まりました。
・0.42% → 0.39% (−0.03%低下)
来月のフラット35/20の金利は、わずかに低下となった機構債の金利と歩調を合わせたということになります。
ところで当サイトの7月のフラット35/20の金利予想はこうでした。
・フラット20金利 : 1.31% → 1.29% (−0.02%低下)
・フラット35金利 : 1.37% → 1.34% (−0.03%低下)
>>>[2018年7月のフラット35金利予想] 前月比−0.03% フラット35表面金利1.34%?
今回はフラット35だけでなくフラット20もピタリと当たりました!たまにはそういうこともあるんですね。
なお足元の長期金利はこのように推移しています。
2017年以降落ち着いて推移していることが分かります。これは日銀のイールドカーブコントロールによって長期金利の「上限」がおおむね0.1%となるよう管理されているからですね。上記の通り来月のフラット35/20は多少低下するものの、その変動幅はわずかであることからも分かるように、今後の金利上昇を過度に警戒する必要はなさそうです。
これまでの長期金利とフラット35/20の金利推移はこのようになっています。
2017年10月には制度変更によりフラット35/20の金利が表面上上昇しましたが、フラット35/20の金利も、機構債の金利も、長期金利にリンクしていることから、日銀によるイールドカーブコントロールが続く限り今の水準で落ち着いて推移していくことになりそうです。
参考になさってください。
<日本住宅ローンプランニング編集部>